特別企画!喜多元明プロにインタビューしました!
2017.01.23
みなさんこんにちは。今井です。今回は特別企画ということで上尾テニスクラブでも練習を行っている喜多元明プロにインタビューをさせていただきました!
喜多プロは日本体育大学に在学中の学生プロです。今月行われたJTT(ジャパンテニスツアー)のうちの一つ、賞金総額300万円のアオノ正月オープンを優勝しました!
このほかにも去年は3大会地方の大きな大会で優勝という大活躍ぶりでした。
今回はそんな喜多プロの試合や、練習の時などどう取り組んでいるかをインタビューしてきました
- 経歴
- 1993年1月16日生まれ
- 全国小学生大会 シングルスベスト8
- 全国中学生テニス大会 シングルス 優勝
- 全日本ジュニア 14歳以下 優勝
- インターハイ 団体戦 優勝
- 昨年の成績
- 北信越テニス選手権大会 シングルス 優勝
- YMFGやまぎん中国テニス選手権 シングルス 優勝
- 東海中日テニス選手権大会 シングルス 優勝
経歴だけでも十分すごいのですが、早速インタビューをしたいと思います!
一番印象に残っている試合とは?
アオノオープン優勝おめでとうございます!年始から幸先いいですね^ ^
ありがとうございます。なんというか・・・ラッキーでした(笑)
ラッキー・・・運も実力のうち!?(笑)早速インタビューをさせていただきます!聞きたいことは山ほどあるのですが、今回は喜多プロについてと、試合や、練習についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
お願いします!
では早速ですが、喜多プロのテニス人生において1番印象に残る試合ってなんですか?
んー。結構あるんだけど、一番はインターハイの団体戦決勝ですね。相手は名古屋高校の古田選手でしたね。1勝1敗で自分にかかって、すごく緊張した思い出があります。個人戦はあまり乗らないんだけど団体戦は好きでしたね。1番はこの試合でしたが、他だと、全豪オープンジュニアに出場したこと、ジュニアデ杯に出場したことですね。
試合、練習中って何を意識してるの?
続いての質問ですが、試合中って何を意識してますか? もちろん相手によったり、自分のコンディショニングによって意識は変わってくるとおもいますが、最低限これだけは!っていうものはありますか?
試合では特に自滅をしないように心がけているのでとにかくミスを少なくプレーすることを意識して試合をしています。パワーでは勝ち目がないというのと、自分の持ち味がフットワークなのでそこを生かすためにもいかに長くラリーが出来るか考えています。ただ、サーブは思いっきり打つことを意識しています。(笑)
そうなんですね。もっとアグレッシブに打ちきるのかと思ってました。(笑)続いてですが、練習では意識されていることはありますか?
そうですね、練習中に意識していることは試合と同じですが常にミスを少なくすることを意識しています。ただ、チャンスボールはしっかり打って入れていく練習をしています。
やっぱり、試合で大事なところでビビらないようにですか?
そうですね。チャンスは試合中に本当に数少ないですからそこをしっかり打って取りに行くためにも練習中は打って練習をしています。まぁ、特に練習は凝った練習はしないですね。几帳面ではないというのもあるのかもしれませんが、シンプルな練習をするのが良いと思っています。ミスを少なく!それに尽きますね。
試合には何を持って行くの?
ところで、結構子供達に聞かれたりすることもあるのですがプロの人が試合に何を持って行くか気になる人がいるみたいです。喜多プロは試合に何を持っていきますか?
んー。結構みなさんと一緒なんじゃないですかね?まぁ、特にで言えば日記とトリガーポイントを持って行ってます。
おー!テニスノート書いてるんですね!逆にプロだから余計必要なんですかね?結構書いてるんですか?
必ず書いているわけではないですよ?(笑)でも試合には必ず持って行ってます。
ちょっと見せてもらってもいいですか?
結構しっかり書いてありますね!どんなことを書いてるんですか?
基本的には試合や練習の内容、反省、課題を書いています。
凄いですね。これはプロだけじゃなく、ジュニアや一般プレイヤーの方も大事にした方がいいですよね。流石に喜多プロのショットは真似できないですけど、ノートを書くことなら真似できそうです^ ^
あやうくスルーするところでしたが、試合に持って行っているトリガーポイントってなんですか?
疲れを取るために主に使用しています。ほぐしたい筋肉をトリガーポイントの上に乗せて少し体重をかけて転がして筋肉をほぐしていきます。
↑トリガーポイントの画像。この写真だとわかりづらいですが、筒状の形してます。
オフの日は何を?
ここでちょっとテニスから外れた質問なのですが、オフの日はよく何をしてますか?
オフの日・・・(笑)何してるんですかね?あんまり考えたことないですけどよく友達と遊びに行ったりしてます。あとは買い物に行ったりとかですかね?
なるほど。意外と普通ですね。(笑)
そうですね・・・(笑)
ジュニアのみんなへ
続いてジュニアに向けて一言いただけますか?
そうですね、まず今がんばっている100倍は頑張れるとジュニアのみんなには言いたいですね。
自分で頑張っていると言っているうちはまだまだってことですかね?
そうですね。自分で頑張ってるって思ったらそこで成長止まっちゃいますからね。まぁ、僕は頑張ってますけど。(笑)
なるほど。最後の言葉は聞かなかったことにしますね?(笑) もう一つお願いします。ジュニアのうちに身につけた方が良いものってありますか?
んー。技術的にこれ!っていうのは無いですけど、中途半端に練習をしていては時間の無駄ってことに気づいて欲しいです。あとは自分の周りにいる叱ってくれるコーチを大切にすることですね。確かにその時はなんで怒られるんだ!って思いますけど、でも叱ってくれる人ほど自分のことをよく考えてくれてますから。
最後に、喜多プロにとって上尾テニスクラブとは
では最後に喜多プロにとって上尾テニスクラブってどんなところですか?
いつ来てもアットホームに迎えてくれる暖かい場所ですね
ありがとうございます!インタビューは以上になります。今日はありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
まとめ
喜多プロは上尾テニスクラブでも練習するようになって結構年数も経ちますが、結構意外な一面を見ることができました^ ^
試合も練習もとにかくミスをしないことを意識されてましたね。ミスはプロになっても命取りなんですね。なるほど。
テニスノートにも感心させられました。あまりプロの方がノートを書く姿は見たことがありませんでしたが、やっぱりプロのレベルになっても振り返ることは必要で、それを習慣づけられているという点も含めてやっぱりプロフェッショナルなのだなと感じました。
今回は喜多プロに貴重なインタビューを行うことができました^ ^また機会があれば色々な方にインタビューして見たいと思います。
喜多プロありがとうございました!
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